NOVEL REVIEW
<2001年12月>
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12/14 『ブラッドフレイム1 紅き天使の舞う時』 著者:神代創/富士見ファンタジア文庫


2001/12/14(金)ブラッドフレイム1 紅き天使の舞う時

(刊行年月 H13.11)★★★ [著者:神代創/イラスト:中村龍徳/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]→【bk1】  他の「はみだしバスターズ」シリーズは全部買ってる癖に全て未読で、この方の著作を読ん だのはこれが初めてという(確か角川スニーカーでガンダムWの小説を書いてたような……)。  検索かけて感想探しても全然見付からず、他者の日記とかで読んでるって発言さえ全く見付 けられなかったのであまり読まれてないのかな? 一応読了したので書いてみようかと。  んで、本書「ブラッドフレイム」の1巻を読んだ限りでは、他のシリーズも手に取ってみよ うかという気持ちにはなれませんでした。個人的に面白いかどうかと言う点でイマイチだった ってわけです。一番の不満は、話がわりとテンポ良く進む割に殆ど謎が明かされず分からない 事だらけだったという点。シルジアの素性とか、サウヴァが何故『選ばれし者』となったのか とか、そもそも『選ばれし者』とは何なのかとか……1巻目だから伏線あるのは当然としても、 もう少し隠れた部分を見せてくれた方が読み手に興味を持たせられたんじゃないだろか。  序盤部分はテンポ良いを通り越して、あまりに急ぎ過ぎな展開だったのでイマイチ感漂いま くりだったのも、中盤以降は『選ばれし者』を軸に多少なりとも持ち直してる感じかな。


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