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03/31 『EME BLACK2 悪魔と踊る怪物の島』 著者:瀧川武司/富士見ファンタジア文庫
03/30 『EME RED5 ghost town』 著者:瀧川武司/富士見ファンタジア文庫
03/28 『EME RED4 MR.CUBE』 著者:瀧川武司/富士見ファンタジア文庫
03/28 『EME RED3 UNDEAD』 著者:瀧川武司/富士見ファンタジア文庫
03/28 『BLACK BLOOD BROTHERS3 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 特区震撼―』 著者:あざの耕平/富士見ファンタジア文庫
03/24 『聖竜伝1 竜の眠る大地』 著者:冴木忍/富士見ファンタジア文庫
03/24 『TATTOO BLADE』 著者:市川丈夫/富士見ファンタジア文庫
03/22 『リリアとトレイズI そして二人は旅行に行った<上>』 著者:時雨沢恵一/電撃文庫
03/21 『じーちゃん・ぢぇっと!』 著者:ハセガワケイスケ/電撃文庫
2005/03/31(木)EME BLACK2 悪魔と踊る怪物の島
(刊行年月 H16.03)★★★☆
[著者:瀧川武司/イラスト:尾崎弘宜/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]→【bk1】
前巻から刊行まで丸二年、それを一年後に読んだので丸三年、久し振りな紅の過去の
姿を描いた長編BLACK。同色の前巻は全く話に乗れず不完全燃焼で終わってしまっ
たのですが、それと比較したら今回は大分マシな手応えでした。しかしながら、相変わ
らず手放しで面白いと言い切れない微妙な要素が結構存在していたのもまた事実。
個人的には何が一番足枷になっていたかと言うと、全体で占める割合が最も多く確実
にメインを張っているアクションシーンであまり楽しむ事が出来なかった点。何処を取
っても盛り上がりに欠け極めて平坦なのはこの物語の仕様と諦めるしかないのか?
それから最早短編では殆どアテにならない感情描写の掘り下げも、長編ならばと期待
していたものの結局大して充実感は得られなかったし。特殊能力を持つEMEの作戦実
行部隊だって、こんなにあっさり逝かせてしまうんだったら、その余計な分を紅が黒部
とぶつかり或いはスミレと触れ合うシーンにもっと回して欲しかったような気がする。
紅との絡みでは橙吉郎がかなり勿体無い扱いだったかなぁと。これじゃ何か凄く橙吉
郎が報われない。せめてもうちょい紅との交流を密に描いてくれてたら、全然盛り上が
れなかった橙吉郎のあの瞬間の手応えも確かなものになっていたと思うのだけど。
ただ、今後紅を待ち受ける何かが明確になって来たのは一つの収穫。最初から気にな
っていた事だけど、おそらく紅が成長を遂げて前に進む為には避けられない事態――現
在編で黒部やスミレや白木が登場していない理由も徐々に明らかにして欲しい所。
既刊感想:EME BLACK 1
EME BLUE 1、2
EME RED 1、2、3、4、5
2005/03/30(水)EME RED5 ghost town
(刊行年月 H17.03)★★★☆
[著者:瀧川武司/イラスト:尾崎弘宜/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]→【bk1】
ドラゴンマガジン連載分収録+書き下ろしの短編と三色ショートを加えた短編集のR
ED。構成は全く一緒。感想もここまで一緒。今回は他のエピソードが頭から吹っ飛ぶ
くらいアオママとオギャンオスが全て。というよりアオママエピソードが一番最初だっ
たので、他が霞んでしまったと言った方が正確か。上京編も三色ショートも、あくまで
優雅に決してマイペースを崩さずな姿が最高でした(結局EMEに住み付いてるし)。
短編は読んだ順に記憶から薄れて行ってしまうので曖昧なのですが、たしか短編での
アオママ登場はこれが初めてだったかな? 正直他のキャラが何度登場しても、アオマ
マの存在感の大きさには敵わないんじゃないかと思い知らされた。だから殆ど登場しな
いレアキャラ扱いなのかも……? 紅も茜も自己主張しないと食われちゃうぞ〜。
あとはでこっぱち娘αや桃など新キャラ登場で益々賑やかに。ただ、あとがきによる
と乱と良子はCASE50くらいまでで卒業(降板?)するそうなので、それが既に決ま
っているのはちょっと残念なのですが。代わりにこの新キャラ二人と今後登場するミド
リが紅を引っ掻き回してくれたらいいなと。まあ今回紅の中の『変人招来体質』が証明
された事で、周囲に変な人が集まり易い理由が判明したから退屈はしないでしょう。
既刊感想:EME BLACK 1
EME BLUE 1、2
EME RED 1、2、3、4
2005/03/28(月)EME RED4 MR.CUBE
(刊行年月 H17.02)★★★☆
[著者:瀧川武司/イラスト:尾崎弘宜/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]→【bk1】
ドラゴンマガジン連載分収録+書き下ろしの短編と三色ショートを加えた短編集のR
ED。構成は全く一緒。まだここまでで2003年分って事は、連載短編のストックが
大分溜まってるんだろうなぁと。この分だと巻数としてはREDがどんどん先を行きそ
うな感じだけど、ぼちぼち長編の方もどっちでもいいから進めて欲しいとこです。
それはさておき。やっぱりこのREDのシリーズ、短編エピソードの内容に一つでも
面白い感触が残ると一冊全体の印象が随分違って見えるというのを改めて実感しました。
それぞれ読み手に合うか合わないかもありそうですが、割としょんぼり気分だった前巻
の内容と比べると、面白いと言えたエピソードが半数以上あったので大分良い手応え。
連載分の短編ではあまり乗れなかった『2、1』以外は全部楽しめたし、三色ショー
トの『全身小説家』も普段より多量な分だけ充実していたし(ここで野球拳で剥かれた
蒼のイラストを入れないんだ! と読んだ中で力一杯叫んだ人多数と予想)。書き下ろ
しの短編は韓流のパロディで「どこがEME?」と首捻ってたけどオチで納得。
相変わらず紅と茜のコンビに和み、さりとて蒼にオモチャにされてのコンビも捨て難
く、家賃徴収時の逝っちゃってる面々に唖然とさせられては、珍しく良子が登場してた
エピソードに「そんな安易に押すなよ」とツッコミ入れつつ最後に蒼が押したボタンが
一体何だったのか激しく気になって仕方がなかった今回の内容。そんな中で特に印象に
残ったのは■。意味は読めば分かる。ともあれ茜に友達出来て良かったねと言いたい。
既刊感想:EME BLACK 1
EME BLUE 1、2
EME RED 1、2、3
2005/03/28(月)EME RED3 UNDEAD
(刊行年月 H16.06)★★★
[著者:瀧川武司/イラスト:尾崎弘宜/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]→【bk1】
ドラゴンマガジン連載分収録+書き下ろしの短編と三色ショートを加えた短編集のR
ED。長編よりは手軽に楽しめるけれど、内容的に得られるものは薄目だから印象に残
らない事も多い。まあ中身の構成もエピソードの方向性もこれまでと殆ど一緒なので、
そろそろ全体的に見てどうだったかと纏めて書く事が出来なくなってきたかなと。
短編については毎回ピンキリあって平均的に纏まってる感じだったのだけど、今回は
個人的には頭に残るほど突出したエピソードが存在しなくてどれもイマイチでした。あ
えて良かった点を挙げるならば、紅が茜、蒼、三木也と万遍なく絡んでいた事。相手に
応じて紅が色んな顔を見せてくれるのは、短編ならではの気軽さも手伝ってこのRED
の旨味になっていると思う。付き合い方がどこかとぼけた感じで淡々としているのは、
良いか否かの括りが微妙な所だけど。もう少し感情面を強く見せて欲しい時もある。
コンビプレーは紅と茜の時が一番好きかな? お互い好意を持ち合っているので紅は
平穏で茜も人見知りしない自然体で接していられるから。他の場合も面白い事は面白い
んだけど。特に蒼と組んだときの紅がオモチャにされまくっている姿とか(今回でなら
CASE11のエピソード)。楽しめたのは無限ループで終わっているのに終われない夢
を見る漫画家のエピソード。分かり易いあの少年誌の生々しいパロディ……って何度も
言ってる気がするけどいいのか? 茜の引き攣った顔はあまり拝めないので貴重。
……いや、実はあとがきが一番面白かったんです。これもまたどうかと思うけど。
既刊感想:EME BLACK 1
EME BLUE 1、2
EME RED 1、2
2005/03/28(月)BLACK BLOOD BROTHERS3 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 特区震撼―
(刊行年月 H17.03)★★★★
[著者:あざの耕平/イラスト:草河遊也/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]→【bk1】
あ〜なるほど〜ストックがある連載分を後回しにしてた理由がやっと分かった。この
ラストからミミコとジローとコタロウの三人暮らしが始まり、連載してる特区の日常エ
ピソードへと繋ってゆくわけか。そういう意味ではこれで序章が終わった所かな。
前巻からの引き続きで、ジローとミミコとコタロウと、特区の吸血鬼達と、『カンパ
ニー』の人間達と、何者かに招かれ特区入りを果たした『九龍の血族』との激しく複雑
に入り乱れた大混戦模様。崩壊の危機に瀕した特区の運命や如何に? という展開。
終盤のジローとカーサを中心とした『特区連合』VS『九龍の血族』の熱いバトル。ア
クションシーンはお手のものでさすがというべきか、非常に詠み応えありで面白かった
です。単純に戦いの激しさを増すだけではなく、ジローがミミコと心を重ねながら最大
限の力を発揮している時の躍動感溢れる気持ち、そしてカーサがジローに激しく執着す
る時の燃えるような想いなど、大事な感情面をきちっと盛り込んでくれている。
特区に住まう人間と吸血鬼、そして外から内に招かれたジロー&コタロウ兄弟と九龍
の血族の姉弟達、それぞれが様々な場所で複雑多岐に渡る感情を抱いて交錯する。特に
惹き込まれたのはこんな風にキャラクター同士が絡み合う部分。主要キャラの一人たり
とも手を抜かずに深く描き込まれた感情描写は見事。これだけ感情をぶちまけても全部
吐き出してしまったわけではないと思うから、また先での見せ方が楽しみになる。
際立っていたのはやっぱりミミコでしょうね。対峙したジローの心を凌駕し更に活力
を与えた時の、誇り高く凛々しく格好良い人間であるミミコの姿が凄く印象的でした。
既刊感想:1、2
2005/03/24(木)聖竜伝1 竜の眠る大地
(刊行年月 H17.03)★★★☆
[著者:冴木忍/イラスト:森田柚花/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]→【bk1】
竜の守護を失った世界に生きる少年少女達の物語。これまた昔懐かし〜匂いが色濃く
漂うファンタジーストーリーだな〜と思った。冴木作品を読むのも久し振りなのだけど、
そういう作風が昔とあんまり変わってないような手応えで、かなり何でもありな現在の
作品群の中では逆にこういうのは新鮮に映るんじゃないだろうかとか。まあその辺りは
単に懐古観念が強いだけなので、色褪せて見える方が大きいのかも知れないけれど。
ドラゴンマガジンでの雑誌連載という形を取っているから、文庫収録で刊行されるの
は年二回程度かな? 進展具合は七話分入ってた割にかなりゆったりな印象で、これだ
けではまだシン達が何を目的に何処へ目指して進むのか殆ど掴めなかった。よもやシン
が軍隊に入って出世コースへ収まるとは思えないし……現時点では何とも言えない。
それにしても登場キャラクター達がことごとく胡散臭い。というのは、誰もが明らか
に何かしら秘密を抱えていそうなのに、表面上ではサッパリ見せてくれないから。まあ
最初だからこんなもんだろうけど。とりあえず最も胡散臭いのはラトキスか。幻影によ
って過去に触れられているけれど、絶対これだけで終わりじゃないような気がする。
黒竜ダウラットの見立てでは、主役三人共に物語に影響を及ぼす重要な何かを抱えて
いるみたいだし、そういう要素が徐々に解かれてゆくに従って盛り上がりも出て来るだ
ろうかと。いやもう今回だけでは話が序章段階すら終わってないような感じだったので、
続刊を待つしかないのです。次はもう少し進展早めて起伏を激しくして欲しいかも。
2005/03/24(木)TATTOO BLADE
(刊行年月 H17.03)★★★☆
[著者:市川丈夫/イラスト:上田夢人/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]→【bk1】
帯にでっかく目立つ『直球』の文字。それに『!』でもつけてくれたら完璧?だった
んですけど、清々しく潔く気持ち良いくらいその言葉が似合う物語でした。他に同じよ
うな意味の言葉を加えるなら『ど真ん中』であり『ストレート』であり。投げた球が厳
しく打ち返されたっていいじゃないか、直ぐに先が読めてしまう展開だっていいじゃな
いか、都合が良くてもお約束が沢山あってもいいじゃないか! てな具合の意気込み。
ナチス背景設定の作品が過去にどれだけあるのかはよく知らなかったので、その辺り
は別段ありきたりだとか古臭いという印象は抱きませんでしたが、その他の要素はもう
一言で“分かり易い”としか言い様がない。主人公の少年が大切に想う少女を敵から護
る為に戦い、己が未熟なせいで敵に奪われてしまった少女を救う為に傷付きながらもま
た戦いに赴く。大牙の鳳凰流闘武術、ロレインの出生や彼女が抱く刺青、それから敵組
織の存在など、まだ語られていない設定の奥深さはありそうですが、基本的には大牙が
ロレインの為に戦うという点を重視して描いているので非常に物語に入り込み易い。
地の文を全て一行で改行して描いているこの物語の手法は、他でお目に掛かった事が
ない面白い試みだなと思わされました。しかし効果の程は一長一短。一頁の詰め込みが
少ないので、とにかく先へ先へとテンポ良く読めるのが最大の長所。逆に地の文での描
き込み不足がそのまま短所になっている。ただ、これだけ改行を重ねてもあまり薄っぺ
らく感じないのは、地の文での不足を会話文でしっかり補えているからかなと思う。
こちらを続ける意欲満々のようなので、『ダーク・フロンティア・ブルース』の方は
もう切られてしまったのかなぁ? そっちのシリーズも何気に待ってたんだけど……で
もまあこの物語では書きたい事が書けているそうなので、続きも楽しみにしてます。
2005/03/22(火)リリアとトレイズI そして二人は旅行に行った<上>
(刊行年月 2005.03)★★★☆
[著者:時雨沢恵一/イラスト:黒星紅白/メディアワークス 電撃文庫]→【bk1】
『アリソン』シリーズの続編。アリソンとヴィル(世間では死んだ事になっているけ
れど名前を捨てただけで別名で存命している)の娘リリアと、フィオナ(フランチェス
カ女王)とベネディクトの息子トレイズの物語。サブタイトル通り二人旅がメインとな
ってますが、裏に色々と謎が仕込んであるらしいので面白くなるか否かは下巻次第。
しかしこういう形で前シリーズから繋げて来たという事は、やっぱりアリソン完結時
点で既に彼女達の子供世代のエピソードが描かれるのは決定事項だったとか? それと
もリリアとトレイズのエピソードも読みたいと望む声が多かったのかどうか。ともあれ
この二人の会話の雰囲気はアリソンとヴィルの時と同様に凄く好きなので、上記の通り
今回分からないままに終わっている伏線を下巻できちっと回収してくれたらなと。
気になる部分でちらちらと見え隠れしてるのを踏まえつつ考えてみると……リリアと
トレイズをくっ付けたがっている誰かさん(達)の仕業だろうか? とか。つなぎ姿で
飛行機弄りしてるメリエルが救出に飛び立つ展開だったら凄く面白そうなんだけど。
あとは何か眺めていいな〜と思える微笑ましいリリアとトレイズの掛け合いですが、
どうしてもアリソンとヴィルの前例があるので似たようなものだと新鮮味が薄い。だか
ら単なる焼き直しでは終わらないような個性とコンビネーションをリリアとトレイズに
は見せて欲しいですね。とは言え新シリーズ始まったばかりで個性云々言うのは早過ぎ
な気もするし、話が進めば各々の特徴も徐々にくっきり見えて来る事でしょう。
関連感想:アリソンI、II、III<上><下>
2005/03/21(月)じーちゃん・ぢぇっと!
(刊行年月 2005.03)★★★☆
[著者:ハセガワケイスケ/イラスト:オカアサハ/メディアワークス 電撃文庫]→【bk1】
もう一方のシリーズは全部『短編』か『中編』の括りなので、この作者さんの『長編』
というだけで新鮮な手応えでした。詩的で淡白な表現を用いているのは一緒なのだけど、
こちらの場合はそれ程多用してない替わりに、部分部分で効果的に盛り込んでいる。
主にジェット少年の意識が妖魔か悪霊かの類に乗っ取られて沈み込んでしまうシーン、
それから何者かの呼び掛けに導かれて徐々に意識が浮かび上がってゆくシーン。この辺り、
明確にジェットの意識を掘り下げるような描写を望むと、もしかしたら物足りなさを感じ
てしまうかも知れない。でも、こんな風にあくまで余計な事に触れず淡白に無意識下での
頼り無い浮遊感を表現してくれた方が、ピタリと合わさったりもするのですよね。
肝心の中身の方は、見掛けが青年にしか見えない月兎じーちゃんと孫の慈恵人(じぇっ
と)少年が戯れるお話。それ以上でもそれ以下でもない。孫のうんざり顔にもめげず常に
ハイテンションなハッスルじーちゃんと、いつもじーちゃんのペースに屈しながらも悪い
気はしないジェット少年と、この関係を穏やかに眺めるのが一番の楽しみ方なのかも。
ジェットの知らない別の場所で別の顔したじーちゃんが居たりもするのですが、そっち
の要素はうまく引き立ててこの物語に絡めるには少々薄味で弱い印象。せめてじーちゃん
の容姿が青年なままの理由を明かしてくれていたら、感想もまたちょっと違っていたと思
う。他に美雨の父親を含む何らかの組織の目的や役割、彼らとじーちゃん側の人達との確
執など曖昧な点が多かったので、もし続くなら裏側に潜むものの発展に期待したい。
まあ本当は別にじーちゃんの裏事情なんかよりも、単純にジェットとのごく普通の日常
的な戯れとか、ミゥミゥとのうれしはずかし幼馴染み付き合いとかを重視してくれた方が
好きになれそうなんだけど。この辺りも楽しみな要素なのでどうか埋れませんように。
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